取り上げてこなかった情報も「よく噛まない子ども」は歯並びが悪い?どんどん追加予定です。
歯科医の間で最近よく言われていることに、歯並びの悪い子どもが増えている事実があります。その原因は、噛む力が弱くなり、あごが発達していないからだそうです。たしかに洋食が多く、ハンバーグやグラタンといった、やわらかい食べ物をとる機会の多い現代は、噛む回数も減っている気がします。それでは、食べ物と歯並びにはどういう関係があるのでしょうか。まずは、子どもの歯並びについて書く前に、噛むことの意味について改めて考えてみることから始めましょう私たちは普段の生活で無意識にものを食べていますが、実はこの「食べる」という行為は、とても複雑なメカニズムで成り立っているのをご存じでしょうか。食べるのに、使うのは歯とあごだけではありません。歯ぐきや舌、口のまわりの筋肉なども総合して、さらにそれらをどのように連携させるかを脳の指令に基づいて、ものを噛み砕き、飲み込んでいるわけです。このような「咀嚼システム」は、子どもが成長する中でできあがってきます。そして、永久歯が生えそろった頃に完成すると言われています。つまり、あまり噛まなくても飲み込める軟食(なんしょく)ばかり食べていると、咀嚼システムがしっかり発達しないため、あごの骨や口のまわりの筋肉も未発達になってしまいます。そのため、細いあごの子供が増えてしまいます。