取り上げてこなかった情報も子供の矯正Q&A②どんどん追加予定です。
質問③:子どものうちから矯正治療を始めることのメリットは何ですか?
これは、ずばり成長発育を利用できることにつきます。子どもと成人の矯正歯科治療のもっとも大きな違いは、成長発育を利用できるかどうかです。そもそも咬み合わせや歯並びの悪さは、歯だけではなく、あごにも問題がある場合が多いです。成長が止まってしまった大人の場合、不正咬合は歯の移動で治すか外科的治療を受けるしかありません。そのため、健康な歯を抜歯しなければならないケースも多々出てきてしまいます。
一方、発育過程にある子どもの場合は、上下のあごの成長を抑制したり、促したいりして成長に合わせて自然と治すことができます。そのため、健康な歯の抜歯を回避できることも多々あります。また、使用する矯正装置も比較的単純なものになるのと、子どもはむし歯や歯周病などになるリスクが少なく、矯正装置の装着がカンタンにできるのもメリットです。しかし、子供の治療には子供をやる気にさせる必要があるので、そこだけ注意してください。医学的にどんなに子供の方がメリットがあったとしても、子供自身の意識が治療の方向性とあってなかったら、うまく治療はすすみません。家族一丸となって治療に専念できる環境を作ることが必要ですね。